漢方薬

漢方薬というのは、本来体が持っている治癒力を高めていくことで、さまざまな症状を治すという東洋医学から生まれたものです。摂取または体に塗る事で作用します。

血行をよくするショウガや、牡丹皮、ニンジンなどは毛乳頭細胞の活性化を促進して、髪の毛が太くなるとされています。また、育毛剤にもよく配合されているセンブリエキスですが、頭皮の血行状態をよくする効果があります。

センブリエキスは摂取することでも血行促進作用があって、うちから外から脱毛に対して効果が期待できます。

髪の状態が悪いということは頭皮の血液が不足してしまっている状態のことでもありますので、血行を改善する事は薄毛や抜け毛の改善には基本的な対策です。

また、他にも血行促進作用のある漢方薬にはトウキエキスやトウガラシエキスなどがあります。

ホルモンバランスが崩れた事による薄毛対策には調整作用のあるヨモギエキスやビワ葉エキス、オトギリソウエキス、頭皮の環境を整えるには頭皮環境を整えるにはヒノキや芍薬エキス、ショウキョウエキスなどが有効です。

漢方薬というのは全てが天然素材に由来しているものですので、西洋医学の薬に比べると体に対する悪影響も副作用もほとんど心配はないとされています。ですので、多くのかたが問題なく使用することが可能です。

ですが、漢方薬にも相性がありますので、人によっては合わない場合も考えられます。最初に使用するときには少量ずつ様子を見ながら試してみる事をおすすめします。

体質に合わない漢方薬を摂取してしまうと、胃腸障害や蕁麻疹などの症状が起こることもあります。天然素材だからこそ食べ物にアレルギーがある人がいるように、素材に対して何らかの反応や異変を起こしてしまう人もいるのです。

漢方薬を摂取することで食欲が衰えたり、熱が出てしまったり、動悸を感じたり眠りが浅くなってしまうなどの症状がまれに出ることがあります。肌につける事でもかゆみを覚えたり湿疹が出てしまうこともあります。

副作用は少ないものですが、何がしか異常を覚えた場合には使用を中断して、医師または薬剤師に早めに相談することです。

育毛のためには頭皮の血行を良くしておくことが必要です。育毛に役立つ「ツボ」は、文献によって少し違いがあるのですが、おもなツボは次のものがあります。

まずは「百会(ひゃくえ)」です。この百会は、どの文献にも登場する「育毛のツボ」です。百会は頭頂部にあるツボです。両耳と眉間を結んだ位置にあるツボで、両手の中指で押すと発毛が促進するとされています。百会を押しながら頭をそらすと効果的です。

頭皮への血行を良くするためには首筋にあるツボを押すことも効果的です。「天柱(てんちゅう)」と「風池(ふうち)」のツボがおすすめです。天柱は、いわゆる「ぼんのくぼ」の両脇にある筋肉の一番高い部分です。風池は、その天柱から指1本分外側にあるくぼんだ部分になります。

どちらも髪の生え際あたりになります。どちらも心地よい程度の強さで押すだけで効果があります。育毛に役立つばかりでなく、首こりや肩こりにも効果があります

この他のツボとしては、耳の上の生え際あたりにある「角孫(かくそん)」、後頭部の隆起近くにある「玉沈(ぎょくちん)」などがあり、スネの下の方に「陽輔(ようほ)」、ふくらはぎにある「ふ陽(ふよう)」、足の裏にある「湧泉(ゆうせん)」などのツボは頭皮から離れた場所にありますが育毛に役立つツボです。

薄毛や抜け毛で悩んでいる人の中には、頭皮の血行が悪い人が多く、頭皮が冷たい人や頭皮が硬い人が多い傾向があります。頭皮マッサージをすることで、頭皮の血行が良くなり、頭皮を柔らかくすることが可能です。しかしながら、正しい方法で頭皮マッサージをしなくては逆効果になります。

基本的なこととして、大きく2点のポイントがあります。1つは、指の腹でマッサージする。もう1つは、下から上へ。この2つです。

頭皮マッサージをするときは爪を立てずに指の腹で行ないましょう。頭がかゆいときも爪を立てるの気持ちはいいのですが、傷をつけてしまったり、成長途中の毛髪を切ってしまうこともあります。2つ目の「下から上へ」というのは、血液を頭頂部まで届けるためです。

栄養を運ぶのは血液ですから、頭頂部まで血液を流すために、頭皮マッサージの動きは下から上へというのが基本です。頭皮マッサージのやり方をインターネットで検索すると、さまざまな方法が見つかりますが、そのほとんどに共通しているポイントがこの2つになります。

こめかみの上の生え際に親指以外の4本の指を当てて、頭皮を上に押し上げるようにマッサージしていきます。少しずつズラしながら上へ上へと上がっていきます。頭頂部まで行ったら、次は首筋あたりの生え際から同じように頭頂部を目指してマッサージしていきます。

この場合は、親指でマッサージするほうがやりやすいでしょう。首筋には育毛に効くツボもありますので一石二鳥です。頭頂部にも百会というツボがありますので頭皮マッサージのときに押すとよいですよ。次は、おでこの生え際から頭頂部を目指します。こちらはまた親指以外の4本の指で行います。

このようにして、頭皮すべてをマッサージしていきます。短時間でいいので、毎日行うのがよく、1日に何度も行うこともいいでしょう。頭皮だけではなく、首筋や肩のあたりのマッサージをしたり、首や肩を回すなどの運動をすると頭皮マッサージの効果がさらにアッブします。

AGA(男性型脱毛症)に亜鉛サプリメントが良いということをご存知でしょうか。亜鉛はミネラルの一種で、亜鉛が不足すると味覚障害を引き起こすことは知られていますが、亜鉛不足は頭髪にも悪影響が出ることがわかり、亜鉛サプリメントを薄毛や抜け毛対策に飲んでいる人が増えています。

というのも、クリニックで行うAGA治療の際に、AGA治療薬(プロペシア、ミノキシジルタブレット)とともに亜鉛サプリメントが併用されているという事実が、亜鉛サプリメントの効果を実証しているからなのです。

亜鉛には男性ホルモンの生成を抑制する働きがあるので抜け毛を減らす効果が期待できます。亜鉛はタンパク質の合成に必要なので、毛髪を太く強くするためには不可欠です。さらに、亜鉛には細胞を活性化する作用があるので、毛髪を作り出す細胞である「毛母細胞」も活性化してくれるのです。

AGA(男性型脱毛症)の人は毛母細胞の元気がないため、髪が太くなる前や長くなる前に抜けてしまったり、細いまま抜けてしまうことが多いのですが、亜鉛サプリメントで毛母細胞を活性化させればそれらが解消されることが期待できます。

AGAクリニックで処方される亜鉛サプリメントは1日あたり30mg前後の亜鉛が摂取できるものが使用されていて、1日あたり15~50mgの亜鉛を摂取すると発毛や育毛が改善されるという研究報告もあります。ホルモンや毛母細胞に働きかけるには、体の外側からだけでなく内側から働きかけることも必要なのです。

育毛に有効な成分として「亜鉛」を挙げましたが、亜鉛以外にも育毛や発毛に効果がある成分はあります。たとえば、ノコギリヤシ、イソフラボン、カプサイシン、コラーゲンペプチドなどです。

まず、ノコギリヤシですが、おそらく人気のある売れている育毛サプリのほとんどに、このノコギリヤシが配合されているのではないでしょうか。ノコギリヤシは、AGA(男性型脱毛症)クリニックで処方される「フィナステリド」という薬と同じ働きをします。

フィナステリドは医薬品なので病院やクリニックで処方してもらう必要がありますし、副作用の心配もあります。しかし、ノコギリヤシは自然由来ですから副作用の心配はありません。

イソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをするとして女性の間では有名ですが、ホルモンバランスを整えることはAGA(男性型脱毛症)にも効果があります。

カプサイシンは赤唐辛子に含まれていますが、血行を良くすることからダイエットサプリにも配合されています。

コラーゲンペプチドについては、抗脱毛作用が頭皮に直接作用するとしている育毛サプリもあります。この他にも、研究によりさまざまな有効成分が発見されて配合されたり、組み合わせることで効果を発揮する成分がたくさんあるのです。

AGAを病院で治療する流れは次のようになりますが、一般病院でAGA治療をする場合と、AGA専門病院で治療する場合とでは治療内容や流れに違いがあります。また、病院やクリニックごとにも違いがありますので、ここでは一般的な流れを説明します。

まず、一般病院での女性AGA治療については、風邪などで外来にかかる場合とほぼ同じ流れになります。

病院に行って受付をし、問診票に記入し、呼ばれるまで待ちます。順番が来たら医師の診察を受け、プロペシア(フィナステリド)の処方を受けるために血液検査をする場合があります。

受付で会計をし、プロペシア(フィナステリド)の処方を受けます。その後は月に1度くらいの通院をする、というのが大まかな流れになります。

AGA専門病院の場合は、もっときめ細かい診察や治療が行われるのが一般的です。最近のAGA専門病院は、無料カウンセリングを行っているところが増えています。ホームページや電話で予約してから病院へ行きましょう。

問診票に記入し、担当スタッフによりカウンセリングが行われます。カウンセリング後にそのまま治療することができる病院もありますし、初診の予約をする場合もあります。その場で決めずに、帰宅してから治療を受けるかどうかを検討することも、もちろん可能です。

治療を受けるということになれば、まず最初に頭髪の写真を撮影する病院もあります。治療前の状況を記録するためです。その後、AGA専門医による問診・視診・触診などが行われます。この段階で検討時間を用意してくれる病院もあります。

次は、血圧測定や採血しての血液検査が行われます。これはAGA治療薬を投与可能かどうかを検査するためです。数日後に検査結果が出ますので、その結果により、内服薬、外用薬、サプリメントなどの処方内容が決定します。

AGA専門病院の場合も、月に1回の通院というのが一般的です。

女性の薄毛治療の費用については、保険適応外ということを抑えておきましょう(もちろん男性もですが)。「病院だから保険がきく」とお考えかもしれませんが、残念ながら自由診療なので、治療費は全額支払わなければいけません。

また、一般病院でAGA治療をするか、AGA専門病院で治療をするかということでも費用には違いがあります。

一般病院の場合は、初診時の費用が、10,000~15,000円。その後、毎月の通院でかかる費用が、8,000~15,000円というのが平均相場になります。プロペシア(フィナステリド)を処方されるのが一般的です。

一方、AGA専門病院の場合は、初診時の費用が、20,000~30,000円。毎月の通院でかかる費用が、10,000~30,000円というのが平均相場になります。AGA専門病院では、一般病院よりもきめ細かい診察や治療が行われますし、AGA治療薬(プロペシア、フィナステリド、ミノキシジルなど)やサプリメントなどの処方もあります。

血液検査だけではなく、遺伝子検査も行うこともあり、他の効果的な施術を行うこともあるため、費用としては一般病院よりもかかるのが一般的です。

シャンプーのいちばん大きな役割は、頭皮と髪の汚れを落とすことです。

そのまえになぜ、体は石けんやボディソープですべて間に合うのに、頭(頭皮、髪)だけは「シャンプー」という専用の洗浄料を使用するかというと、まず頭皮は皮脂をだす皮脂腺と汗をだす汗腺の量が体の中でもっともといっていいほど多いということと、髪にはヘアスタイルを整えてキープするために油分やコート剤を多く含むワックスやスプレーといったスタイリング剤を使用するので、どちらもきれいに落とすために高い洗浄料が必要だからです。


・頭皮をしっかり洗浄する
・Phバランスを整え過剰な皮脂によるべたつきを防ぐ
・乾燥によるフケやかゆみを防ぐ
・皮脂や汗、スタイリング剤が付着しやすい髪を洗浄し手触りをよくする

以上が主な役割です。
さらに育毛効果を含むシャンプーを使用することで育毛効果を得られたり、香料による心地よい香りで皮脂や汗の臭いを和らげる効果、リラックス効果もあります。

トリートメントとは、髪の表面だけでなく内部に保湿成分などを浸透させることで、しっとりとした丈夫な髪をつくり保つ効果があります。

リンスまたはコンディショナーとの違いですが、リンスなどはシャンプー後に使用することで髪の表面のキューティクルを整えながらコートし、手触りをやわらかくなめらかにするのに対して、トリートメントは髪の表面だけでなく内部までしっかり浸透するので、髪そのものの傷みを修復することでパサつきや切れ毛、毛先のはねやうねりといった様々な髪のトラブルを防止し、髪を美しく丈夫にするという大きな違いがあります。

よってリンス、コンディショナーとトリートメントは一見同じようにみえて、実は働きも使用目的もまったく違うので混同しないようにしましょう。

保湿成分はトリートメントによって異なりますが、主にタンパク質由来成分、または補修成分です。主にシャンプー後に使用しますが、最近では洗い流さないタイプもあり大変便利です。

体の中で汗や汚れがたまりやすい場所といえば、ワキや足の裏を連想しがちですが、意外なことに実は頭皮だったりします。

頭皮は皮脂腺がとても多い場所です。皮脂といえばTゾーンですが頭皮はTゾーンの2倍以上の皮脂腺があるのでべたつきやすいうえ、毛髪に覆われていたり整髪料を使用したりするのでさらにべたつき蒸れやすく、様々なトラブルが起きやすいです。

また汗腺も多いです。通常汗をかいたり汚れるとハンカチやタオルでぬぐって清潔にします。でも頭皮は毛髪が邪魔をしてぬぐうことができないのも、頭皮環境が悪化しやすい原因のひとつといえます。

ちなみに汗のでる汗腺には体温調節が目的の汗をだすエクリン汗腺と、におい(フェロモンの素)をだす働きのあるアポクリン汗腺の2種類がありますが、頭皮の汗腺はエクリン汗腺です。1平方センチメートルあたり約250個もあります。

面積が狭いにもかかわらず皮脂腺と汗腺の両方が体の中で突出して多い場所なので、肌質や髪質にあったシャンプーを選び正しい洗髪方法で地肌を清潔にするのと、皮脂と汗の対策とケアをしっかり行って健やかな地肌を保つことが頭皮トラブルの防止になると同時に頭皮と髪の健康にもとても大事です。

洗髪をおざなりにすると、頭皮や毛髪に皮脂や汗がいつまでも残ってしまいにおいやかゆみ、フケの原因になります。

また頭皮に皮脂や汗が落としきれずに残っている状態に、さらにシャンプーやリンスの流し残しが加わるとやっかいな頭皮トラブルを引き起こしてしまい、治りにくくなってしまうので「洗髪前にまず皮脂や汗を落としやすい状態にする」「洗い残しがないようよく洗う」「流し残しがないようしっかりすすぐ」ことを心がけることはとても重要です。

具体的には、洗髪前にブラッシングをして汚れを浮かせます。ブラッシングをするのとしないのとでは汚れの落ち方がまったく違うので、正しい洗髪の基本中の基本といえます。

シャンプーは髪に直接つけず手の平にとってからまんべんなく広げながら泡だてます。泡と指の腹の両方で頭皮をマッサージするように洗います。どうしてもうまくできなかったりおざなりになってしまう場合は洗髪ブラシを利用するのもよいです。あとはしっかりよくすすぎましょう。

その際、耳の後ろ側やつむじまわりなど場所によってべたつきが残っているように感じる場合があるので、少なめのシャンプーでべたつく部分を中心に2度洗いするのがおすすめです。